剛毛で悩み続けた人生にピリオドを打つため、美容外科で脱毛を決意。

私は30歳前半の専業主婦です。2年前に結婚をして妊娠し、非正規雇用だったのでそのまま退職することになりました。現在は自宅で赤ちゃんの世話をしながら、日々忙しく生活をしております。

私は結婚をして家庭を持ちたいなとは思っていましたが、あまり男性に興味がなく、それよりも趣味を優先させていました。しかし、法律改正により勤務していた会社と数か月後に契約を切られるかもしれないという事態が発生し、28歳という年齢もあったので、一念発起して婚活をすることになりました。

私が男性に興味がなかった理由は「自分に自信がない」ということにも原因があります。そもそも契約社員になったのも就活でスカートを着ないといけないということが失敗した原因の1つなのです。

何度剃ってもたくさんの毛が生えてくる素足を見せないといけないなんて、絶対に採用してもらえないと私は就活することすらできませんでした。

私は、小学生ぐらいから脇に毛が生え始めて、次第に濃くなって中学高校時代は夏でも半袖が着れず、どんなに暑くても長袖で過ごしました。私服にスカートは1枚もありませんでした。

母に相談して脱毛クリームを塗ってみたのですが、まったく効果なく私は絶望しました。なにしろ、毛を剃ってみても次の日の朝にはチクチクと生えているからです。

高校は電車で通っていたのですが、私の足を見ていた見知らぬ女性に、「何よあれ」と失笑されたり、プールの時間に他の生徒に「毛ヤバイね」と指摘されたことを今でも悔しく辛い思い出となっております。

25歳ぐらいから将来男性と付き合うことを意識して、この毛は何とかならないのかと悩んだ挙句、インターネットで検索をして驚きました。永久脱毛という方法があったのです。もっと前から知りたかったなと思いつつ、脱毛をするために美容外科に通いました。

「レーザー脱毛でこんなに効果が薄い人は初めて」と先生に言われました。

最初は金額の安いエステに通おうと思ったのですが、レーザーが弱いという文章を見て迷いました。それほど生えていない人だったらそれでも良いかもしれませんが、剛毛の私では効果が薄いだろうと判断したのです。

あまりお給料も高くありませんでしたが、毛のせいで引きこもってお金もろくに使わず貯金していたので、それまでの貯金を使って通いました。たぶん100万円は使ったかと思います。せめて半袖で外を歩けるぐらいになりたいと、私は必死に通いました。

けれど、やはり効果が薄く、脇は数回で終わるという話だったのに、結局3年通い詰めても完全にはなくなりませんでした。レーザーも最大にしているのに、こんなになくならない人は初めてだと先生のお墨付きも頂きました。

美容外科で使った100万円に後悔はありません。

やはり頻繁に毛を自分で抜いていたから他の部分よりも濃く、効果が薄かったのだと思います。けれど脇以外はきれいになり、自信をつけた私は婚活をし、旦那とお付き合いすることもできました。

そして可愛い赤ちゃんまで生まれ、幸せな家庭を手に入れました。100万円の価値はあったと、私は断言できます。ただ、いまは数万円の家庭用脱毛器でもかなりの効果が見込めるらしいので、もしそれが本当なら今後の脇のケアをしてみたいなと思っています。


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