全身毛むくじゃらなので、脱毛を彼女から勧められていました。

30歳、会社員の男性です。男性ホルモンが人より多いのだと思うのですが、かなり毛深いです。それは全身くまなくと言っていいほどで、脇や胸毛、すね毛だけならまだしも、背中、お腹、お尻など本当に毛むくじゃら感がありました。

それにもかかわらず、彼女は全く自分とは正反対の毛深くない男性が好みのタイプらしく、聞いてみると性格だけが私を選んだ理由のようなのです。そのため常に脱毛を進められており、市販の脱毛グッズをよく使わされていました。

一番多かったのがクリームタイプの脱毛剤で、結構インターネットなどでは有名なものだそうです。ちなみに彼女が極秘入手、プレゼントとしてくれました。後で価格を調べてみると2500円くらいだったと記憶しています。

脱毛クリームを使って彼女も脱毛を一緒に手伝ってくれました。

そして週末、彼女にも手伝ってもらい脱毛を行います。クリームを手に取るのではなく、ヘラを使って丁寧に塗っていくようです。まずは失敗しても響かない脇から始めてみました。

クリームをしっかりと塗りしばらく待ち、タオルでふき取ってみました。すると意外にも痛みもなくごっそりと脇毛がタオルに付着。「オオォー」と言う歓声と共に次への意欲が増します。

その後、反対の脇へとアプローチ、こちらもうまくいきました。調子に乗りながら腕そしてすね毛と、結構きれいに仕上がっていきます。しかし調子に乗ってくると落とし穴があるもので、我々ともにクリームの残量に気付いていません。

途中で脱毛クリームが無くなり、悲劇は起こりました。

それなのにもかかわらず、大海原へと乗り出そうとしているのです。それは背中の脱毛をしようとしたとき、塗りはじめた彼女が「アッ」と声をだし「もうない」と言い出したのです。とはいってもまだ折り返し地点を過ぎたばっかりで、それに背中には、少しですがすでにクリームは塗られています。

早急にタオルで拭おうとするのですが、効果は高くしっかり毛が取れました。周りは毛深くてその一部だけがきれいに除毛、彼女は大笑いでこちらとしては少しムッとします。鏡で確認すると人には見せられない状況、そして新たな問題点も発見です。

全身が毛深いと言いましたが、脱毛クリームのおかげで手足はツルツル、しかし胸と腹、背中の一部を除いてはしっかりと生えそろっています。このアンバランスさは危うすぎて人前では絶対に服を脱げません。

今から新しい脱毛クリームを取り寄せようにも、最低でも2日から3日はかかってしまうものです。しかしこのままではと思い、急いで注文し到着を待ちます。2日間はその状態で仕事に通っていましたが、幸いサウナや銭湯などの誘いがなく助かりました。これからは数本用意しなければならないことが分かり、結局費用がかさんでしまうのかとへこんでいます。


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